今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

職人技

昨日は遂に四谷に2代目一条さゆりがカムバック!という事で
沢山の踊り子さん達と素晴らしいショウの数々を
お届けさせて頂きました。ご来場いただいた皆様ありがとうございます。

予想を超える動員と綿密なリハの結果
入場を長らくお待たせしてしまい
皆様にはご迷惑をお掛けいたしました・・・

しかしやっぱり踊り子さん達のライブは
いつみてもかっこよくて惚れ惚れしますね。
エンターテイメントとしての強度の高さと
お客さんが応援しやすい環境づくりが
本当に上手です。チップタイムなんて
最高のエンタメでしょ、あれは。

また踊り子さんによってキャラが全然違うのも
いいですよね。
かっこいい人、かわいい人、エロい人
年齢に応じた「素敵さ」みたいなもんが
にじみ出ててやっぱりプロだな、と。
全国各地の劇場を旅する、いわばいつでも
ツアーバンドみたいな生活ですから
そりゃタフになるわ。すばらしい。

そして毎回僕が楽しみにしているのは
リボンさんこと「Mさん」ですね。
ステージに向けてリボンをササっと投げる
あの人です。見た事ない人にはイメージしづらいかな・・・
この辺が参考になるか。。


もうね、これが凄いんですよ。
キメポーズになるとササっと会場脇からリボンを投げる。
それが美しいのなんの。しかもですね、Mさんの凄いのは
そのリボンの先端に吹雪が仕込んであって
踊り子さんの真上でハラハラと舞うんですわ!!!!!

これがとにかくクソかっこいい。素晴らし過ぎる。
それを1日とおして全ての踊り子さんにやるわけです。
動画で説明したいけど、そんなのない・・・
リボンがシュっと上空を跳ぶ
そうすると紙吹雪がハラハラと踊り子さんに舞う
その刹那リボンは一瞬で投げた本人の手元に戻っている
この一連の流れが素晴らしい!素晴らしいのです!!

僕がストリップにはまったのもこの方のお陰といっても過言ではなく。
まさに職人技、神業でございます。
僕も裏方だからか、そっちに目がいっちゃうんですよね。
しかも吹雪は通常の劇場だと踊り子さんの
引退の時にしか許可がおりず、普段はリボンのみなんですね。

アウトブレイクは吹雪いつでもOKなので張り切って
投げてもらえる。踊り子みるなら四谷でしょ!うん!
で、毎回色々とお話させてもらうんですが
もうかなりのご高齢なんですけど毎回工夫が凄いんです。

まず、当然市販品にはそんなもんないので
紙吹雪はほとんど手作りだそうです。
それもハラハラと舞わす為には紙の薄さや形状にも
工夫をしなくてはならず恐ろしく時間がかかるのだとか。

さらに吹雪の元を作ったらそれをリボンの先端にしこまなくてはいけない。
その仕込み方にも大変な工夫が必要みたいで
その辺の話を聞いているだけでも本当に面白い。

道具も自作して常に改良してるってんだからさ・・・
今回も新作の紙吹雪がありました。ハート型のかわいいやつ。
これも1枚1枚手作業で切り抜いて作ったとの事・・・!
1回の公演の為に使うリボン&吹雪で費やす期間は
実に1ヶ月以上はかかるという・・・

そして終演後は当然大量の紙吹雪がステージとフロアに。
これも持参した掃除機でキレイに掃除して帰る訳ですよ。
もちろんお客さんも率先して掃除に参加してくださいます。
これは会場に迷惑をかけない、と同時に
自分が応援している踊り子さんに迷惑をかけない配慮。

なんというファンの鏡・・・!!!!!!!!!!!!

なにからなにまで本当に素晴らしくて感動しっぱなしでした。
個人的にもトラブルというかミスしちゃって
だいぶへこんでる昨晩だったので、なんだか救われた気分。

「俺もあと何年続けられるかな~」と笑って仰ってましたが
居なくなったら超困るんですけど!!!!
後継者というか、お弟子さんは?と聞くと居ないとのこと。
この伝統芸、だれか引き継いで欲しい!!と思うのは
勝手なわがままでしょうかね。。。

一緒に写真とったけど僕の宝物にするので
アップするのやーーめた!

じゃ、四谷で。