今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

レコーディングにおけるクリックの必要性

ここ最近のレコーディングで非常に考えている話題です。
「レコーディングにクリックは必要か??」
これからRECを考えている皆さんには是非に
読んで頂きたい内容となっております。
とはいえ、僕はプレイヤーとしての説得力は
ゼロなんでリリースの手伝いやREC、その他CDが
お店に並ぶまでを見続けてきた人間としての
経験として読んでもらえれば。
もちろんケースバイケースなんですけど
僕は必要だと思っています。
それは、何故かといいますと
「3ヵ月後にも聞ける音源か」
これにつきます。全国流通をするとなると
レコーディング終了してから3~6ヵ月後に
お店に並ぶんですよ、それだけ時間がかかってしまう。
そうした時にその音源がすでにメンバーから
「これ古いよ、ダメだよ、恥ずかしいよ」
の状態だともう最悪な訳です。
これを避ける為にはクリックがとても重要なんです。
グルーヴってとても不安定だと思います。
その日、そのテンションによって曲の早さ(=BPM)って
全然違うんですよ。ライブだとさらになおさらです。
レコーディングの瞬間の適正BPMってのが
3ヶ月にCDとしてお店に並ぶ適正BPMとは限りません。
だからこそ、
「この音源がCDショップで並んで、買ってくれた人が聞いた時」
を明確にイメージして曲の速さを決めないといけないんです。
それをメンバー全員が共有しないとダメなのです。
この準備こそがレコーディングをする上で一番重要じゃないかと
思うくらい、最近は適切なBPMの重要性を感じます。
ライブでもよくあるんですよ、この曲はもうちょっと遅い方が
歌が生きてくるんじゃないかな~という瞬間多々あります。
自分が思っている以上に、自分の曲って理解してなかったり
するんですよね。
人に聞かせて、はじめて完成する訳ですから
聞く人を意識して曲を見つめなおすの大事です。
別にレコーディング中、ずっとクリックを流さずとも
録音前に決まったBPMで1分みんなでクリックを
聞くだけでも全然ちがうと思います。
これ、普段のリハーサルから取り入れてもらえたら
めちゃくちゃいい感じになってくるので
皆さん是非お試しアレ。
とはいえ好きな音源って絶対にクリックなんて
聞いていなそうなガチャガチャのぶっ壊れた
ロックンロールだったりするので人生難しいです。
その瞬間をひたすらにパッケージすることを考えるか
それとも長く聞いてもらう耐久性を得るか
バンドによってもレコーディングの意味が違う訳で
これが正解!!ってないのですけどね。
あ~難しい。
じゃ、四谷で。