今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

ゴキブリコンビナートという美しさ

圧倒的なエンターテイメントや

震えるほどの名曲、反復されるビートに

熱狂する瞬間。ライブの現場には

多くの興奮が投げつけられて

我々はそれを一身に浴びている訳であります。

そんな中でも、僕は時にお笑いや演劇の現場において

その演者に対する舞台への真摯さに感動してしまう事がある。

楽しみ方として間違ってるのは重々承知だが

台本や演技をさておいて、その本番までの道程を想像して

またその本番の過酷さを思って感動してしまう。

削る美学。

という訳で昨日は四谷アウトブレイク、というか僕が勝手に

楽しみにしていた企画でした。所謂普通のバンドではない

パフォーマーや劇団、地下アイドルに集まっていただきました。

オープンと同時に若者が10名位色んなバンドの取り置き

リストで入場した姿を見て超ほっとしましたよ(笑)

色んな名場面がありました。アイドルつんこちゃんの

ゆれるおっぱい、2番目アウトブレイク新人スタッフ田中くんの

インダストリアルノイズバンド(弟超絶イケメン)。

3番目、現役精神科医&イギリス帰りのナチュラルボーンキチガイによる

茶番方エンタメ集団「医療講義」

4番目、すっかりお馴染み女子2人の電撃直系過激パフォーマンス「ザ・ショッキング」

ラストは言わずもがな、ゴキブリコンビナート

ゴキコンの今回の演目は女子3名によるアイドルユニット

「BBG48(分倍河原48)」をフィーチャーした演劇ではなく

音楽ライブでやってまいりました。

ゴキコンの中では汚れ具合や禁忌ネタも比較的ライトな

仕様となっていましたので、混乱もさほどなかったのですが

僕は猛烈に感動してしまった。

あの曲のよさに!!!!!

奇奇怪怪の振り付けや無機質な打ち込み、

メロディーラインとよべるギリギリの旋律、

その全てが圧倒的な曲のよさによってまとまるんですよ。

あのバランス感覚に本当に心底やられました、私。

全ての作業に理由があって、それが一部の無駄もなく

エンタメとしてつむがれていく。本人達がまったく意図していない所で

何かが生まれ、勝手に死んでいく。観客は思い思いの反応を

しながら、それでもなにか引っかかり続けて30分が経過した。

新曲スーパーガールではそれがピークに。

おもわず拍手が会場からこぼれた。

あのゴキコンのライブなのに!!!!!!!!!

これにはちょっと、ほろっときましたよ。

全てのライブの原型がここにあったような気がした。

多分気のせいなんだけど。

興奮さめやらぬ。

最後に付け加えておくとライブ前半で大量にまかれた

ゴミたちの中に鰹節が混ざっててライブ中けっこう良い匂いしてました。

じゃ、四谷で。