今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

カイモクジショウという畏怖。

昨日は佐藤渾身の企画

「今夜、四谷の地下室で。」

アウトブレイクでもゴリっとした個性派に

集まってもらった訳ですが

カイモクジショウというバンドが

圧倒的な存在感を宿しておりました。

アウトブレイクでのライブは2回目?だったかな。

前回見たときに完全にノックアウトされて

ラブコールを送りに送って昨日出演してもらいました。

女性ボーカル・ギターアンプとベースアンプを同時に使うギター

そしてドラムのベースレスの変則3人編成。

キレキレの演奏やベースが居ない事による絶妙なローの

コントロールとか凄い所は多々あれど、その全てが

ボーカルに集約されていく音楽、圧倒的でした。

あのスピード感はなんだろう?BPMは決して早くないのに

なにか焦燥を煽るようなビートと歌。システムオブアダウンを

初めて聞いたときの違和感と焦りに似ているのだよね。

ただこの3人に共通してるのは重低音とかラウドがどうのとか

そういったストリート的なものじゃなくて、もっと内向的で

純粋無垢な音楽の暴力だと感じました。

小さい子供が力の加減をしらずに虫の頭と胴体を分離させてしまうような

特殊な残酷性をひたすらに感じました。ちょっと怖かった。

そしてその不穏なグルーヴを全てまとめてしまったボーカル。

母性でもないし、少女性でもない。なにかの圧倒的な圧力。

僕はライブを見ながらその感情を「畏怖」という感情だと思いました。

こんなライブは久しぶりです。

ノックアウト。

できればみんなも一緒にノックアウトされよう。

次回のアウトブレイク登場は6/28だ。

すげえもんみたわ。

じゃ、四谷で。