今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

それはひとつ、生まれてしまったもの

昨日の話なんですけど、昨日は素晴らしい

ロックンロールバンドが5つ出てくれて。

どれも自分の流儀をつらぬくナイスライブ。

そんな中で思った事をつらつらと。

新曲が出来て何度もライブを重ねて。

その都度アレンジも変わって、時には

歌詞も変わって楽曲は強くなっていく訳です。

イメージとしては日本刀をガンガン打って打って

焼いて打ってみたいな。

例えば1年、2年と同じ曲をやっていれば

本人達も飽きてきたりするし、変化を求めたくなる物。

思い切ったリアレンジとか新しいパートの導入とかさ。

でもそうやって変化させていく時に一番気をつけるのは

何を聞かすかなんですよ。なぜアレンジしていくのか、編曲していくのか。

大体の場合は歌ですよね。「歌」を活かす為の楽曲。

曲って案外1回生まれるとその楽曲がもつパワーって

決まってるんですよ。あとはいかにそれを損なわず

アウトプットしていくかがアレンジの肝。

同時にその曲のパワーの種類も決まってると思うんです。

だからこそ、アレンジしていく時にはその曲自身が持つ

パワーをしっかりと受け止めなきゃいけない。

魚屋さんに肉売れっていってもむりじゃないですか。

そういう事だと思うのです。

そしてこれは長く活動しているバンドにこそ陥りやすいジレンマ。

そして案外だれも指摘してくれないさみしさね。

ま、俺達みたいに言い過ぎても嫌われるんだけどさ(笑)

ひとつ生まれてしまった楽曲にはもう勝手に意志があるんだよ。

その声を慎重に熱心に聞けるかどうかが編曲の全て。

そういうことですよ、多分。

じゃ、四谷で。