適材適所。当たり前の事だけど、ここ数か月この言葉を意識する事が多い。スタッフの配置にしてもそうだし、バンドがどこのライブハウスを選ぶのか、お客さんがどこの店に遊びに行くのか。適材適所、コロナ前からずっと言い続けていた『お客さんはライブハウスをガンガン選んでよい』という意見がより現実的になっている。いいのか悪いのか。
野獣のリリアン 〜360°映像LIVE配信~『三百六獣度』
こないだの生配信がまさにソレだ。技術的には超新しい訳ではないのだけど、360度生配信ライブを野獣のリリアン完全協力のもと開催した。評判がとっても良くて安心した…
360度ライブ、360度画面のMVは演出が重要だ。普通のバンドがやったところでなにも面白くないんだもの。お客さんがグリグリ回転させて好きな場所を見る楽しみがないと成立しない。
今回その点では大量のメンバーがカメラを囲んで動きまくるという構成で、お客さんがそれぞれの楽しみ方をしてくれて成功でした。ありがたい。
野獣のリリアン360度配信めちゃ楽しかった〜✨👏👏途中からいつものライブみたく写真撮るようにスクショ撮ってた pic.twitter.com/evoDPoy63W
— grooper (@grooper1014) July 21, 2020
野獣のリリアン360度配信を流しながら「やばい!野獣に囲まれた!逃げろ!!」って叫んで走り回るのめちゃくちゃ面白いからみんなやって欲しい。野獣達はどこまでも周りこんでくる。多勢に無勢──野獣の牙より先に絶望が襲いかかるのだ。
— エブリデイひもじい (@ebuhimosan) July 22, 2020
こんな面白いもん出されたらこっちも本気で遊びたいじゃん!
みんなたくましい。楽しむセンス高すぎだろ。
技術的な事を言えば今回の配信は機材も全部野獣技術チームが持ってきてくれたので我々はLANケーブルを差し出し、高品位な2mixを渡せばよいだけ。カメラもスイッチャーもいらない…あれ?人件費めっちゃ浮いたぞ…
そういう意味でも大人数バンドにはかなり有効な手段なのでは?と思いました。まだまだ発見がある。終わって欲しいような、欲しくないような夏休みの自由研究はまだまだ続く。
じゃ、四谷で。