今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

Tribe Callerd Discord:Documentary of GEZAN

まぁまぁタフな週末から月曜。刺激を忘れたら人生はあっという間に転落してしまう。意識的に刺激を摂取するのが正しいかは別として40歳近いと自然と周りから刺激を受けるなんて事はありえない。せっせと映画館に足を運んだ。


youtu.be

GEZANのアメリカツアードキュメンタリー。カンパニー松尾プロデュースという事でどんな内容になっているのか期待だけ高まっていた。えっと僕自身はGEZANの熱心なファンではなくて、全感覚祭の声明文とか要所で出てくる言葉には毎回「おお!」と熱い思いが胸に湧いてYoutubeを見るくらい。まぁつまりファンじゃない。

だから観る資格がないって訳じゃないけど、観ても面白さってのは伝わらないのかなとも思ってた。でも

 

「アーティストのファンだけに向けたドキュメンタリーは作らない。」と常日頃から公言しているカンパニー松尾が入れ込んだ理由でもある。

 

という紹介文があるのなら、僕だって見ていいはずだ。深夜新宿の映画館。まわりはファンの方ばかり(という妄想)で少々肩身の狭い中映画を見た。88分は予想よりもあっという間で80%の確率で映画館で寝てしまう自分でも最後まで見れた。


クラウドファンディングで募ったアメリカでのレコーディング&ライブ(エンジニアはスティーヴアルビニ!!!!!!)の模様という事だったので、メンバー同士の喧嘩とか海外レコーディングの苦労とかそういうのが詰まったロードムービーだと思ってました。GEZANという傍から見ても解る熱量と苦悩とコミュニティーへの夢と希望、自分なりの革命、世界観の放棄と個と個の溝の深さみたいな根っこの部分が見れるのかな、と。


-------------------以下ネタバレ?含むので見る予定の人は見てから読んでね













全編に置いてアメリカで出会ったお客さんを通して感じた人種差別、先住民問題がテーマになってる訳です。レコーディング風景は一切なし、そのアメリカというものを実際に肌で感じたメンバーが色々と考えて苦悩していくさまを追ったドキュメンタリー。たしかに実際に感じて見なきゃわからない事が沢山あって凄く興味深かった。

僕が感じたのは「友達の友達は友達じゃない」って事実をドーンと突きつけられたメンバーが「じゃあ自分たちはどうしたらいいんだろう?」とずっと追い求めてライブして、ラストシーンの全感覚祭に繋がってるのかなと思ったのです。そしてその答えは当然出る事はないんだけど最後の曲「DNA」が演奏されてる時にお客さんの男子がギャン泣きしてるんですよ。ああ、その顔が答えだよな。そうだよなと目頭が熱くなりました。曲もまた良い。


youtu.be

そして最近動画を撮影している身としては監督とバンドの距離感というかそういうのも気になる訳です。編集とかさ!!!!素人意見を承知で言えばバンドがその身体で受け止めきれない体験をしている中で監督だけは自分の青臭い青春を追っかけていたようなアンバランスさが良いのか、悪いのか。これもドキュメントの醍醐味なんだろうな、面白い。


f:id:boone428:20190702204443j:plain







なんにせよ全感覚祭、俄然行きたい。スケジュールなんとかなってくれ…!!!映画観た人語りましょう!!!!!!!!!!!!

じゃ、四谷で。