今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

精算の時、お互いに意見を交換したい。

昨日は四谷のマイケルジャクソンこと
極東のハリーの10周年お祝いを兼ねた
お店企画でございました。

40分4バンド。
この尺もちゃんとしたバンドなら
飽きずに見られるし良いね。

BoardSoleは新曲のハードロックが
とってもハマっていたので
ツインリードを注文した。

The Jorkarzはオリジナル曲が
間に合わずコピーだけだったけど
とにかくボーカルの華が凄い。
モデルさんみたいな立ち姿、良い。

極東のハリーは2年ぶりの四谷だったけど
良い意味で変わらず、ハリー節全開でした。
英語と日本語が交差しまくる歌詞も
ばっちり聞こえてよかったです。

そして前回出演してくれた時に
えらく感動したパキラ。
2回目の四谷出演という事で
じっくり腰を据えて観て
やっぱり新しい感想が生まれたので
精算の時にじっくりどっしりお話。

よくあるライブハウスのダメ出しと呼ばれる
意見交換ってあるじゃないですか。
お店の人がバンドに対して「こうじゃない?」って
アドバイスをするアレです。

そんなのうるせー聞きたくない!派もいるし
最近のライブハウスはダメ出ししてくれない!派もいる。
バンドによって様々な受け取り方があります。

かくいう僕も出演者としてライブハウスに行けば
このダメ出しが楽しみだったりするんです。
ほかの人がどんな意見をくれるのか、楽しみ。

そしてライブハウスの人間としてみたら
ダメ出しって言うとニュアンス違うけど
やっぱり色々言いたいというか聞いてみたい。
ライブを見ていると「こうしたら?この方法は?」と
色んな事を思いついてしまうのです。

多くの場合は演奏に関してではなく
演出や物販や、音楽的な事に関しても
具体的というよりはかなり抽象的な内容。

自分が才能ある音楽家じゃないけども
ライブハウスで色んなバンドの
歩みを側で見てきた経験での意見を
伝えたい…!という欲求が出てしまう。

という訳で昨日はパキラとそんな話を
じっくり、たっぷり。
逃がさないし逃がしてくれなかった。

バンドの曲アレンジって一般的には
足し算、引き算じゃないですか。
(腐るほど例外があるけれども)
もともとコードとメロディーが
骨組みとしてあって、そこにベースや
リズムギターやドラムが乗ってくる。

最初はギターと歌の弾き語りが
リズムも和音もメロディーも兼ねていて
それをドラムやベースに分け与える作業。
役割分担をメンバーでやって
それが相互作用でさらに強くなる。
これがバンド曲のアレンジだと思うのです。

1をみんなで分け与えた結果
1+1+1+1=素晴らしい1になる、と。
そういうもんだと理解しています。

で、パキラは1+1+1+1=4になるバンド。
だからそれを1にしませんか?なんて
話を抽象的に、分かりづらく、難解に
話していました。良い迷惑だな(笑

本人たちのプライドに入り込む作業。
本来ならば俺が立ち入るべき場所ではない。
当然気分を悪くするかもしれないし
俺の言ってる事が正解でもないし。

ああ、そうか。俺もダメ出し貰えばよかったんだ。
お前のライブハウス、ここが全然ダメじゃん!って。
そうかバンドの精算の時は店の感想も聴こう。
そうしたらお互い様で言いたい事いえるんじゃね??

ちょっとすっきり。

パキラの皆さん根気強く聞いてくれて嬉しかった。
なにか3%でもバンドの成長に繋がれば
ライブハウスの人として嬉しいです。

ここまでブーブー言ったからには
ワンマン遊びにいかなくっちゃな~~~
両国サンライズで6月16日です。

じゃ、四谷で。