今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

強さと弱さと決意と信念、ウエダテツヤFINAL

昨日は遂にドラマー、ウエダテツヤの
渡米前ラストライブ。
彼が関わった全部ではないが合計8バンド
全43曲(多分)を全て演奏するという企画。

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本人のタフさもさる事ながら、決意と覚悟に
あふれた夜となりました。序盤戦は歌モノを
グルーヴィーに叩き後半からどんどん激しくなっていき
本来はトリでもいいはずのMUSHA×KUSHAを
ラスト前に配置。
その後、昨日何度も口にした
「自分が主宰のバンドです」という
言葉通りウエダ君率いるNONMALTが登場。

人力テクノの沸点を探るようなインストバンド。
MUSHA×KUSHAで1日のピークを作った後に
これは自分のバンドだからと
最後の最後に持ってきた覚悟と決意に
とにかくしびれた。

お客さんもまた、その決意を感じて
会場が1つの空気になったのを確かに感じました。
皆様とてもとてもお疲れ様でした。
久しぶりに店のビールの在庫が底をつきました(笑

ここからは少し昔話。

ウエダ君と知り合ったのはアウトブレイクで。
当時のバンド、カイモクジショウのライブだった。
前からデモ音源を聞いて「なんじゃこりゃ!」と
衝撃を受けていたので、とてもとても楽しみで
案の定ライブでヤラれて、その日のうちに
「なにか一緒にやろう」みたいな話をした。

昔のブログを漁ったら
初めて見た感想がありました。

特筆すべきは「カイモクジショウ」かな。
女性ボーカルにドラムとギターの3人組で
編成だけ聞くと新手のガレージロックかな?と
思うんですがサウンドはKORNやSYSTEMとか
昔だとKittyみたいなちょっと暗めのヘヴィー系。

 で、凄かったのがそういった無機質なグルーヴを
凄く肉感的に演奏するんですよね、この3人。
特にボーカルのメロディーラインの表情が
絶妙で。うひゃーーーこれは凄いぞと。

 で、こっからもう1段階自分達の核を
触ったら超大化けするのになーと。
もうね、全力でナンパしました。
「俺と一緒に天下とろうぜ!」と。
いや、それは言いすぎですけど、是非一緒に
協力して作品つくろうぜって話をして
本人達は「なに言ってんだ?このハゲは…」って
顔してましたが諦めずに色々誘おうと思います。

 無機質なグルーヴを肉感的に無機質に演奏する。
これですね。もっとループの原理を取り入れれば
あのバンドはくる!絶対!!がんばってくれーーーー

 
偉そうな事言ってますね、恥ずかしい。
その後、紆余曲折を経て一緒にレコーディングを
繰り返しておりました。

僕もレコーディングを試行錯誤していた時。
一緒に成長していった実感があります。
ウエダ君のドラム、何度録音しただろう。

どんどん成長していって、僕のレコーディングじゃ
収まりきらなくなって。ライブもアウトブレイク以外の
全国で愛され評され、完全に手を離れて「わーい」と
思っていた所で突然の解散。

その前後、何度かお酒一緒に飲んだっけなぁ。

ドカーン!とアメリカ楽しんで来て下さい。
渡米ブログも楽しみにしてます。

uedagym.hatenablog.jp

 

ライブ終わって打上やって
事務所で2人で少しだけお話。
ぽろっと出た

「カイモク出たかったなぁ」

という彼の言葉に
ウエダくんの強さと弱さと決意と信念を感じたよ。

元気でいってらっしゃい。

じゃ、四谷で。