今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

照明オフGIG

一昨日は照明オフGIGでございました。

会場の照明はゼロ。
入場時に配られる懐中電灯で
お客さんが勝手に見たい場所を
照らすという「?」しかないイベント。

停電のワクワクみたいな
修学旅行の消灯後のアレみたいな
そういう気分をライブに
乗っけてみたいな、と思った企画。

多分、特別新しい事じゃないんだけど
こういうのも楽しそうだよな、と思って
暗闇で見たい出演者にお声がけしました。

meDag.
四谷のホワイトゾンビツーピース。
新曲が今までの4つ打ちベースから外れた
新機軸で素晴らしかった。
一緒にレコーディングさせて欲しい!と
頼み込んで春先実現しそう。楽しみ!!!

BLOWIN SMOKE
若手ながら暗黒ギターロックと
ロックンロールを上手に混ぜたスリーピース。
リズム隊の強さとシンプルな歌を繋ぐ
ギターのアレンジをどうするか。
そんな課題が見えながらもバンドの生命力だけは
延々と大きくなっている。今年キそう。

浮かむ瀬
京都からやってきたギター+ポエトリーディング。
取材が入ったりお客さんも沢山だったりと
注目度抜群。
絶対にMOROHAと比較される対象として
本人たちも覚悟の上、というか
意識してない訳ないんだろうけども
色んな意味でスッと心に入るバンドだった。
野望、願望、戦いの場というライブではなく
そこに在り続ける希望みたいな
うーん、とても素晴らしいライブだった。

ひねもす大臣
インフルで急遽ソロ編成でのライブ。
暗闇がやっぱり似合う。クールだった。
I GOT BLUES!!
と叫んで似合う人、意外と居ないからね。
彼のロマンチックさとユーモアを
沢山の人に見てもらいたい。

ゴキブリコンビナート
この暗闇の30分の為に途方も無い作業量で
作り上げてきたセット、小道具、大道具。
それらを全部駆使したミュージカル劇を披露。
会場を所狭しと暴れ狂う巨大人形や動物達…
お話としてはゴキコン節の無茶苦茶なものなんだけど
愛の告白シーンで不意に感動してしまった。
異形なる者の不器用すぎる告白は
どうしてこんなに僕を揺さぶるのか。
会場に配慮した汚し系の演出も普段とは違う
コミカルさが滲み出ていて素晴らしかった。
感激の30分、あっという間。


こんな5組をお客さんが思い思いに
照らしながら勝手に楽しんでくれて
とても嬉しかったです。

照らすだけじゃなくて
動かしたり点滅させたり
皆が照明になってたのも面白かった。

またやりますね(懐中電灯勝っちゃったし)
今度は色をつけたり、工夫してやろっと。

ライブハウスの面白さってドコにあるんだろう。
限られた時間とスペースとスタッフとお客さん。
ここだから出来る事がまだまだあります。
もっともっと、楽しい遊びを見つけていきたいぞ。

そして当然ここだから出来ない事も
沢山ある事を痛感しています。
悔しく悲しく、でも諦めない。
まだこの足で立っていよう、そうしよう。
最後店の掃除して照明バチンって消して
真っ暗になった時に、なんか泣けた。

f:id:boone428:20180204095431j:plainゴキブリコンビナートの大道具。巨大人形の顔が
偶然にもPA長沢さんそっくりだった。運命を感じる。


じゃ、四谷で。