今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

【ライブハウスの使い方】リハーサルの極意

シリーズ3回目。
前回はお客様に向けてこんな感じで。

 

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今回はバンドにむけて書いてみます。

お題は、リハーサルです。 

リハーサル。それはバンドが本番前に
アンプの音量や声の返しを決めて
ライブをやりやすくする為のもの。
同時に照明や音響スタッフもそのバンドに
あわせて細部を調整する大切な時間。

ライブの成功はここにかかってる!と
言っても良いほどに大事なんです。
だからこそ日本中のライブハウススタッフが
「リハーサルはこうやるべき!」という
やり方を公開したりしている。


だから僕もバンドの皆さんに
お勧めのリハーサル方法を伝授します。
初心者から熟練者まで誰でもすぐに
実践できる確実な方法です。

 

まず大前提として

その日のライブハウススタッフは、どんなに
行きなれた場所であっても「はじめまして」と
思って行きましょう。こっちの歴史も音楽も
メンバー構成、人格、男女、年齢さえも
解らないと思ってください。


そして人間対人間です。
スタッフと出演者に上下関係は無く
一緒にライブをするメンバーです。
人間だから「気持ち」が兎に角、重要です。


仕事の関係でブッキングしてくれた
店のスタッフやイベンターさんは
リハーサル時にあなたのバンドを
ずっとチェックしているとは限りません。
リハはあくまでバンドと音響、照明のトライアングルです。
これを念頭に、誰でもリハーサルは上手に出来る!!
を解説します。

 

セット図を出せ、毎回だ!!!

どんなに慣れた会場でも、必ずセット図を
だすのだ。1週間前には出しておこう、
セット図ってのはこういうやつ。

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多少、専門的になりますが絶対に抑えて
もらいたいポイントだけ説明しますね。


ドラムはタムの数を書いてくれ
持込機材も書いてくれ


ギターアンプはレンタルなのか
持込なのかを書いてくれ
店の機材リストをチェックして
これ!って指定してくれると嬉しい


鍵盤などライン出力のある楽器は
ライン数とアウトのジャック形状(XLRとか)を
書いてくれ、ケーブル借りたい時は教えてくれ
スタンド類借りる時も知りたい


誰がマイクを使うのか教えてくれ
マイク持込する時は型番もわかるとうれしい


最低、これだけ書いてもらえれば大丈夫。
バンドによっては曲順表とか楽曲も
送ってくれる人いるけど、前日とかに
きても困る。送るなら余裕をかなり持って。

 

なんでセット図が大事か

リハーサル時間のロスを減らす。
スタッフのストレスを軽減する。
これだけです。


このリストが予めないと、バンドが
リハーサル開始してから準備しなくちゃ
いけないのです。これが実に無駄の塊。


え?キーボードあるの?
え?この人にもマイクいるの?
え?アンプ持込?置き場所ないよ・・・
え?パーカッションいるの?回線足りないよ・・・


と現場は一気に大混乱。
ただでさえ少ないリハーサル時間は
どんどん削らせていきます。


時間だけじゃないんです、削られるのは。
スタッフ全体の
「このバンドのライブを良くしよう!」
という気持ちが大きく削られます。


もちろんプロはプロ。仕事はキッチリやりますけど
人間対人間ですもの、少なからず音響や照明に
影響するのはぶっちゃけりゃ、ありますよ。ある。

 

挨拶。これが全てといっても。。

よし、セット図が出せたなら当日だ。
秘策も秘策、超有効なヤツ教えます。

みんなに挨拶しましょう


これだけで全て解決します。
音響、照明、受付やBAR、共演者。
挨拶をバシっとやりましょう。
それだけです。誰にもでできます。


たった30分程度のリハでお互いの
全てなんて解りません。
はじめましてのバンドならなおさらです。
でもその関係性でバンドはライブを
スタッフに託さなくてはいけないのです。


でも「よし!今日は良いライブにしよう!」
という気持ちは最初の気持ち良い挨拶で
作ることができるのです。
これ本当なんだよな。挨拶って不思議で大事。

 

朝の良い関係性が作れれば
リハの音量や音質の事だって音響さんが
色々気を使ってアドバイスをくれたりとか
照明の人も曲を覚えよう!って必死になって
本番でバシっとかっこよく決めてくれたり。
とにかく良い事づくめなんですよ。


いいですか、挨拶とセット図。
それだけで全てが良い方向に向かいます。
全てのバンドマン、お試しください。


・・・っていうか常識ですよね。
偉そうに失礼しました・・・


じゃ、四谷で。