今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

寄席ギグ4日目フィニッシュ

同じ共演者でライブをしていくと
不思議なグルーヴが生まれる事がある。
飛び入りだったり、MCでいじりだったり
転換中に他出演者の曲を演奏してみたり。

4日目、まさにそんなグルーヴが
たっぷりの夜となりました。

 

f:id:boone428:20180109160622j:plain
(急遽、乱雑天国に飛び入りする事になった渡部俊介)

 

・乱雑天国

最初からギア全快。演出も細かく代わり
アドリブもかなり増えてくる。
どこまでが本物のアドリブなのか、わからない(笑
なによりも感動的だったのは最後に全員が
歌うシーンがあるのですが、その一体感が
今までで一番あって。なんだかビックリした。
生音で良い年した大人達が舞台の上で一緒に歌うって
こんなにも熱量を伝えられるものだったっけ・・・?
終演後、最終日の相談を受ける。マジか・・・

 

・渡部俊介

遂にバンドバージョンで登場。
バンドならではのグルーヴは歌をしっかりと捉えているので
邪魔にならず素晴らしい演奏でした。
それに支えられた歌は1人よりも少し強くなっていて
バンド向きの楽曲なのかな?と昨日blogに書いた事を
一人で思い返す。
バンドっていうのは不思議なもので
それぞれ個性あるメンバーだし、音楽の方向性だって
それぞれ違うのにメンバー全員が鳴ってる「歌」に対して
真摯でありさえすれば全て成立しちゃうんだよな。
最終日もバンドver、どうなるか。

 

・MUYOKU

毎回違う顔を見せるMUYOKUはこの日も全く違う顔。
小さなアコースティックギターを抱えながら
恥ずかしそうに、でも楽しそうに喋って歌う。
初日から見ている自分からすると、本人の一番ナイーヴな
部分をそのまま出したような印象。
その歌は優しいというよりは、照れくさい、でも
青臭いものではなく、その人の弱みをそのまま握っているような
不思議な感覚だった。
終演後、最終日は1~4日目の全部が合体しますという旨の発言。
期待しかないし、ハードルあげたっすな・・・

 

・音のくひとりかふたり旅

寄席ギグ期間、もっとも挑戦的で孤独な戦いを続けてきた男。
今回は出演者に即興ギター、ハーモニカを渡して
オープンマイクにダンスビートをつけるような感じ。
これがめちゃくちゃはまってて、フロアは小宇宙となりました。
すごく気持ちよかったし、やっと最後時間ピッタリで終えた。
最後の10秒前位に勝利を確信したトモノさんが見せたガッツポーズ。
たぶん、知り合ってからあんな喜んでるのみたのはじめてかも。
終演後「足がガクガクする」って興奮してた。
こういう瞬間に立ち会えるのもライブハウスの良い所。

 

・工藤ちゃん

第一回寄席ギグに参加してくれたときに
「もう2度とやりたくない!」と言っていたカホンとのデュオ。
やりにくい感じはあまり感じず、昨日の流れを引き継ぐような
シックで地に足の着いた演奏。
弾き語り全般に言える訳じゃないんですけど
テンポって工藤ちゃんに関してはもっと自由でいいのかな、と。
言葉が強ければ強いほど、その言葉のスピードで
曲として一定じゃなくてもいいんじゃね?なんて話を偉そうに。
言葉とメロディーの声を聞いた時に、やっぱりその意思を
作った人も汲み取れる力って重要だよな。
自分が作った曲も、自分の意思とは関係ない1つの生き物みたいに
なる瞬間があると思うのです、名曲ならなおさら。

 

さて、いよいよ本日最終日。
精算するのが怖いんですけど、そりゃこっちのお話。
思いっきり5日間のグルーヴを楽しめる夜にします。

そして毎日、荷物を置きっぱなしで帰れた出演者の皆さん。
忘れ物だけきをつけてくださいね。

じゃ、四谷で。