今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

【真面目】今年の振り返りと来年の四谷。

今日はクリスマス、年末だ。
自然と1年の色んな事を思い出したりして
来年に思いを馳せる。

という訳で、来年もアウトブレイクが
面白く楽しく刺激的に続けられるように
色々と考えてみた。
ここに忘れないようにまとめておきます。

その前に大前提

ライブハウスシーン全体を面白くしたい。
お客さんの絶対数が増えれば、それは
業界全体の活性化となり利益となる。
だからこそ勝手にアウトブレイクは
「ライブハウスでこんな遊び方もできる」を
アピールし続けてきた。
それは来年からも変わらず、その気持ちでいたい。

今までのアウトブレイク

ありがたい事にライブハウスというシーンにおいて
なんとなく独自のスタンスで立ててると思う。
それは音楽やお笑い、演劇、映画と様々なジャンルの
エンターテイメントが集まる点でもあるし
1週間住み込みギグや献血ギグなど、今までに
なかった発想のライブを展開できているのも大きい。

どれも変化球だけど、新しいアイデアを思いついたら
即実行に移せる環境というのは
スタッフや周りの協力なくしてできないもの。
本当に恵まれているんだと思う。

同時に課題も多く抱えている。
収支の面において、突拍子もない企画は
諸刃の剣。楽しいをそのままお金に換える力が
やはりまだ足りていない。

適当な所とシビアな所。
制作チームと現場チーム。
ライブハウスはバランスが命。
そこを忘れない。

今年のアウトブレイクはどうだったか

ここ数年の間、ライブハウスを使ってくれる
イベンターさんに多くアプローチをかけてきた。

店のブッキング日を少し減らす事によって
内容が濃くする事ができれば
制作スタッフの負担を減らせて、モチベーションの
上昇も期待できるかな、と思惑があったんですね。

結果、今年は持ち込みのイベントが多かった。
学生さんやイベンターさん、バンドの持ち込み企画を
含めて繁忙期は沢山のイベントをスケジュールの
都合で断らなくてはいけないほどだった。

そしてブッキングライブもジュン、カワノ、ヒトシと
それぞれに色の違う企画を組んでくれて助かった。
バンド最前線に居る人間のブッキングは
今の俺には出来ない部分が沢山つまったライブだった。

バンドとライブハウス4年周期論

バンドとライブハウスの関係って
なんとなく4年周期で回るような実感がある。

1年目でお互いのやり方を掴んで
2年目で一緒に企画をやったり
3年目で一度外に出る、ツアーとか企画に呼ばれてとか
4年目で次のステージにいったり、解散したり。

全部じゃないけど、なんとなくこの流れ。
2年目が一番出演回数も増えて
収益や内容としても充実期なんですよね。

で、現在アウトブレイクは来年で13周年。
まさに4年目の周期なんですよね。
イベンターさんを増やす事によって
濃くなったブッキングライブが丁度一周した所。
解散したバンドや次のステージに行ったバンドが多かった。

出会いと別れは日常茶飯事。
でも今年は別れがとても多かったように思う。

来年のアウトブレイク

という訳で、来年のアウトブレイクがなにをすべきか。
「新しいバンドとの出会い」に限る。
これからまた4年、一緒に走ってくれるバンド達を
探す旅にでるという訳です。

そして願わくば色んな世代の新しいバンド。
若いのも若くないのもライブハウスをフル活用できる
バンドと多く出会わなくては次にいけないのだ。

その方法としては現在の
アウトブレイクブッキングスタッフに
任せてるだけではどうしようもない。
俺が違う方向から進まなくてはいけないんだよな。

じゃあ、どうするよ?

という訳で来年のアウトブレイクは
またゼロからスタートの気分です。
OPEN当初のバンドに対する貪欲さを
前面に押し出していこうと思います。

もっと一緒にレコーディングしたり
リリースしたり、相談のったり
共同企画したり。お金にならなくても
来年と再来年の充実を見越して
自分自身の時間と金と身体を使っていこう。

そしてその為には自分として
大きな決断が必要なのだ。

来年は空白じゃない空白を作る

つまり休む。店ごと休む。
どうなるかは解からないけど、やってみる。

オープンしてから一環として
自分は365日ライブで埋まっているのが
ライブハウスの最高にかっこいい形と
信じてきました。

スケジュールがスカスカの店なんて
かっこ悪いし、魅力がないとさえ思ってました。
その考えを勇気をもって改めます。

だから毎月、1~3日で休む。
その代わりにその時間を使って
店のメンテナンスやスタッフ間のミーティング
バンドの他店のライブに行ったり
レコーディングを手伝ったり。
アウトブレイクがバンドに愛される為の
仕込みの時間に使おうと思います。

それと同時にイベンターさんと
もう1つ突っ込んで収益も内容も
四谷ならではのメリットを感じて貰おう。
その為の自分自身と店の発信力を
もっともっと強めなきゃいけない。

休む事によって経費が削減出きる訳だけど
収益がなくなる。その収益を2~3年後の
自分に頼る作戦だ。どうだろ、ダメかしら。

消失点

そもそもこの考えに至ったのは
このまま俺1人が走ってたら、
俺が消えたら店はどうなる?という不安でした。

別に俺が消えたら店がなくなっておしまい!
の1代限りって前提ならいいのかもだけど
やっぱり年末は色んなバンドやスタッフからの
愛を思い返してしまうタイミング。
残せるものなら残したい、続けたいと
思ってしまったのですよねぇ。

自分の体もガタがくる年齢になってきた。
無理をする所としない所をはっきり区別しなくっちゃ。

消失点に向かって突っ走るのは
そろそろおしまい。次のステップを踏む。

つまりだな

その辺の事も含めてスタッフと話しながら
少し先の未来を照らしていこうとおもう訳であります。
色んな意見を聞いて変化していきます。

そして!!!!!!!!!!!!

ライブハウスに遊びにおいで!という事だ。
来年、今まで以上に転がり続けるとお約束します。

バンドさん、イベンターさん。どしどし連絡下さい。

同時に
アウトブレイクで働いてみたい!
将来、ライブハウスで食っていきたい!
なんて奇特な方居たら連絡ください。

ちょっと色々お話しましょう。

じゃ、四谷で。