今夜、四谷の地下室で。

ライブハウス四谷アウトブレイク店長が日々起こる事やバンド活動についてなど色々書いてます。

あの魔法を目の前で見ちゃったら。

たとえば高校生が文化祭でライブをして

クラスの熱狂を浴びて震えたあのステージ。

あれが忘れられなくてバンドマン人生を

歩んだ人だって多いんじゃなかろうか。

自分の人生の大きな転機っていつだって

なんかのマジックが掛かりまくっている。

美味しいご飯に衝撃をうけてシェフになる奴

身内の病気がきっかけで医者を目指す奴

なんかのショックで引きこもって未だ無職の奴

良い方向でも悪い方向でも、そのきっかけには

常々なにかのとびきりのマジックがかかっている。

誰かにとっての日常は誰かにとっての奇跡だ。

僕はその奇跡を3月18日に見たことがある。

急遽組んだチャリティーイベント。だれでも良いから

来て歌えよ、バンドマン!!ってイベント。

その日現れたのは何十組ものバンドマン&バンドガール。

そしてそこに「ゆみこ」はいた。

前身バンド「コスモス」からのお付き合い。

むき出しの裸のような日本語パンクロックサウンド。

果てしなく欲望に忠実でそして悲しい、嬉しい。

人間の生きる為の全ての業を打ちっぱなすような

本当に素晴らしいバンド。

そのゆみこの3/18のライブには奇跡が詰まっていた。

素晴らしすぎる生命力、全員が生きてる実感をつかんで

そして投げた。ステージに。床に、友達に恋人に。

そんな奇跡のステージを体感してしまった俺達が

普通の。というか日常を取り戻し始めたライブハウスで

あの日と同じ奇跡が鳴らせるのか???

昨日はそんな不安と期待が個人的には詰まっていて。

結果、奇跡は起こらなかったです。

でも、ひとつ素晴らしい事実がありました。

ゆみこはつかんだ。あの日の奇跡を奇跡としない

あの日のライブを日常にするパワーを掴んでおりました。

これからゆみこ史上何本のライブが全国各地で

行われるかは知りませんが、その1本1本を

出来る事なら見逃したくない。見てみたい。

ほんと、昨日はそう思って深夜に飲みすぎて今気持ち悪い。

じゃ、四谷で。